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■始まりは「グルメリポーター」

１５分のグルメ番組のリポーターとして、年間１５０軒程のお店を取材していました。お店の方にインタビュー、その後お料理をいただくというお仕事です。

リポートをしていく中で多くのお店で感じたのは「安全・安心な料理の提供」という事。自家菜園の野菜を使われていたり、契約農家さんから仕入れられたり、 全国の産地を回って素材の仕入れ先を吟味されていたりと、どなたも食材に強いこだわりを持っていらっしゃる方々でした。

その熱心に語ってくださる話を聞いていて、有機栽培の野菜や果物が体に良いとは聞くけど、一体どのように栽培・収穫されたものが有機栽培と言われるんだろ う・・・詳しく知りたい！と思ったのが、この講座を学ぶきっかけでした。


■現場で活きるオーガニックコンシェルジュ

実際に見ることで食べる時の感動もひとしおです☆

レシピは受講生に配布したりブログで紹介しています

仕事柄、講座で学んだことはすぐに役立ちました。グルメ番組だけでなく、他のリポートや司会の仕事でオーガニックに関連することがあれば、そこで詳しい 話ができ話題が広げられます。

またオーガニックコンシェルジュ・食育指導士・野菜ソムリエとしてカルチャースクールや企業でセミナーをする時、私自身が以前感じていた「有機栽培とは具 体的にどういうことか？」などの質問を受けることで、有機栽培について詳しく知りたい人が多いことを改めて実感するとともに、私自身、教える立場として一 層理解が深められています。

最近は、実際に圃場見学に行き目で見て学んだり、大切に作られた野菜や果物だからこそのレシピを提案しています。講座で学んだことで視野が広がり、実際に 動くことで食に関する興味関心がさらに増し、今まで以上に五感をフル活用して過ごす日々です。


■自然環境との共生を感じる援農活動

田植えの様子.水田に足をうずめた時の何とも言えない心地良さ♪

手刈りの稲刈り.よく育ったね♪という感謝の気持ちでいっぱいです☆

田舎で育ったので、幼い頃から山、川、田畑が遊び場だった私。

都会に住む今も「棚田むすびの会」という棚田保存会に所属し、週末は都市を離れ、日本の原風景に身を置き援農活動をしています。

田植えから始まり、草刈り・はさがけの準備・稲刈り・はさがけ・脱穀・籾すりまで、四季の移ろいを感じながら地元の方と一緒に行います。

棚田では、農家の方から農業の実情が聞けたり、農作業をしながらオーガニックやマクロビオテックなどのお話をしたり・・・豊かな自然に癒され、仲間との会話に心が和む時間です。自分達が手塩にかけた安全・安心なお米が食べられる至福の活動です。



■“食べる喜び”を伝えたい！

今後は、オーガニックコンシェルジュ・食育指導士・野菜ソムリエとして、食に関する正しい知識を楽しんで学べるようなセミナーを増やしていきたいです。 親子向け、OL向け、お年寄り向けといった年齢に合わせた講座を開きたいと思っています。

私達が生きていけるのは、自然が命を生み育んでくれるから。 生産者が自然と共存し農産物を育て、色んな人の手がかかって私達生活者に届いているということを１人でも多くの人に知ってもらいたいです。それを知って食べると、食べ物の美味しさも増すと思います♪

お米、野菜、果物などの自然の恵みに感謝し、安全・安心な物を食べる「喜び」を感じてもらえるように、これからもコンシェルジュの活動に励んでいきます！

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